エネルギー効率は、2040年までに必要な温室効果ガス排出削減の40％以上を占めます。“第一の燃料”とも呼ばれるエネルギー効率とは、同じ作業を実行したり、同じ結果を生み出すために使うエネルギーを減らすことを指します。エネルギー使用量を減らすだけで、温室効果ガス排出を非常に迅速かつ効果的に緩和することができます。

国際効率基準は政府、地方自治体、非営利団体のいずれによっても策定できます。たとえば、新築ビルのエネルギー需要削減を導く環境性能評価システムはアメリカグリーンビルディング協会によって開発され、世界中でビルのエネルギー効率を認証するために使われています。

多くの国々ではすでに何らかの効率基準が定められていますが、それらはたいてい、広く採用されていないか、実質的な改善につながるには緩すぎるかのいずれかです。世界的な合意を得ている効率基準は、どこにでも適用される共通基準を設定することで行動を促し、実質的な変化をもたらすことに貢献し、新たな地域基準を設定する際の事業的・政治的障壁を回避します。また、国際基準は企業がさまざまな国で異なる基準に従って作業することを強いるのではなく、世界中で一貫した効率目標を狙うのに役立ちます。

エネルギー需要の削減には、国際効率基準と効率化プロジェクトへの資金提供の組み合わせが極めて重要になります。これはエネルギー使用量が急増しているにもかかわらず、比較的効率の悪い機器が広く使われている国では特に当てはまります。インドや中国などの国は、より新しく効率的な技術を頻繁に使っているため、効率化でリードしています。

この国際的プロジェクトを発動させるには、最低1人のプレイヤーがプレイエリアに3つ以上の規制タグを持っていなければなりません。

発動後：規制タグ付きの地域的プロジェクトを始めるたびに、そのプレイヤーはエネルギー需要を1減らします。

• Improve Industrial Energy Efficiency (Systems Change Lab)

• How energy efficiency will power net zero climate goals (International Energy Agency, IEA)

• LEED (Wikipedia) 

• 電球の交換、断熱材の追加、スマートサーモスタットの設置など、自宅や職場のエネルギー効率を向上させる方法を検討しましょう。

• あなたの会社やオフィスビルがまだ LEED 認証を受けていない場合、 LEED認証の取得を推進しましょう。

• 立法者や公選職員に、エネルギー効率に関する政策や基準を導入するよう働きかけましょう。